今日はかたづけのコツについてお話しします。
これは現在の私の机の引き出しです。
ここはスタメンです。
実はわたし、自力でかたづけが出来るようになったわけではありません。
ある人と出会わなければ、きっと今も汚部屋に埋れていたことでしょう。
その人を仮に「岡田漬(おかたづけ)先輩」と呼ぶことにしましょう。
私が岡田漬先輩に学んだことのひとつに、「優先順位を決めてしまう」というテクニックがあります。
それまでの私は、電気系は電気のひきだし、書類系は書類のひきだしというふうにモノの種類で収納場所を決めていました。
私はこの収納には自信がありました。
それにきちんと綺麗に収まっているように見えました。そこには統一感があったからです。
しかし、岡田漬先輩はこう言いました。
「同じ種類のものでも、それぞれ使用頻度が違います。にも関わらず、貴方はどうしてそんなに取り出しづらいしまい方をするのですか」
すなわち種類ではなく、
・しょっちゅう使うもの(以下スタメン)
・たまに使うもの(以下ベンチ)
・めったに取りださないが捨てられないもの(以下二軍)
のように使用頻度で分けてそれぞれしまいなさい、とのことでした。
さっそく岡田漬先輩は引き出しのなかのものをどんどん選別していきました。
「これはいる?よく使う?」
私は首をタテかヨコにふるだけでした。
岡田漬先輩の手を煩わせ、自分はほとんどなにもしていないにもかかわらず、私には不満がありました。
せっかく分けたのに、ぐちゃぐちゃにされるの、イヤだなあ…(´・_・`)
すごい女です。
それゆえブスです。
それでも汚部屋にすむ私にとって、岡田漬先輩の命令は絶対でした。
結局私のひきだしの中のものはほとんど入れ替えられてしまい、とりあえずその日はそこまでで、岡田漬先輩は帰ってゆきました。
「ありがとうございました〜!!」
…3日後。
す、すすす、すごい!
目からウロコが落ちました。
なにって、岡田漬先輩がかたづけてくれた引き出しが、めちゃくちゃ使いやすいのです。
しかも使っているのはほとんどスタメン引き出しのものだけでした。
だからスタメン引き出しさえ気をつけていれば、ベンチや二軍の引き出しはすこしも散らかりません。
取り出しやすさも抜群でした。
私は他人がかたづけた後は、いくら相談しながらとはいえ、慣れるのに時間がかかるだろうと思っていました。
それが3日もあればすっかり把握できてしまっていました。
使用するタイミング別でしまってあるとそれだけ場所の位置がわかりやすかったのです。
当然のことながら、今でも岡田漬式のしまい方を実践しています。
岡田漬先輩、ありがとう。
おしまい
.
。.:*・゜+.。.:*・゜+.。.:*・゜+.。.:*・゜+.。.:*・゜+.。.:*・゜+.。.:*・゜+.。.:*・゜
岡田漬先輩、ありがとう。
おしまい
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これは現在の私の机の引き出しです。
ここはスタメンです。
家を出るときも持っていく可能性のあるものだけ、ここにいれています。
スタメン引き出しを作る際には、厳選して余裕を持たせることが肝心です。
なぜならよく使うので取り出しやすく、しかも片付けやすくしなくてはならないからです。
私のような汚部屋出身者は、この選別の際に誤ってベンチや二軍をいれてしまいがちですが、本当によく考えてください。
いつも使うものは限られています。
こいつがなかったら死ぬかな?
こいつは一週間に何回使うかな?
よく考えて頻繁に取り出すものだけここにしまいます。
私はこれとは別に、机の上に鍵と携帯と小銭いれと腕時計専用のかごをおいています(参照)。
これは超スタメンです。むしろ私が監督だとすれば、常にいっしょにいるコーチやマネージャーのような存在です。
このように同じスタメンでも格付けしてより取り出しやすいところに置くのがポイントです。
ここは二軍です。
みっちりつまっています。
まるでテトリスです。
このように、ほとんど使わない二軍レベルになると多少取り出しづらくてもあえてぎゅうぎゅう詰めにするのも手です。
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