かたづけについての日記を書いている私としては、見逃すことのできない記事を発見しました。
The New York Timesのコラム、『It's Not 'Mess.' It's Creativity.』(散らかってるんじゃない。創造してるんだ!)です。
記事によると、なにか考えごとをする時は、綺麗な部屋にいるよりも散らかった部屋でものに囲まれて考えたほうが、よりよい発想がうまれるのだそうです。
実験の方法は、まず被験者を綺麗な部屋グループと散らかった部屋グループに分けてそれぞれの部屋に入ってもらいます。
次に両方のグループにピンポン玉の新しい使い方についてアイデアを出し合ってもらいます。
そして得られた解答を「斬新な解答」と「陳腐な解答」にわけて分析します。
すると、アイデアの数は同じだったにもかかわらず、散らかった部屋グループは綺麗な部屋グループと比べて「斬新な解答」が"5倍も"多かったそうです。
また別の大学の研究ではすでに、散らかった部屋においては綺麗な部屋でするよりも独創的な絵がかけたり、難解なパズルをはやく完成させることができることが分かっているそうです。
私は部屋がすっきりしていたほうが頭もすっきりする気がするんだけどな…
でもそういえば映画「シャーロックホームズ」や「バックトゥーザフューチャー」でもホームズやドクの部屋ってすごい散らかってるし、だいたい天才的に頭がいい人の部屋って散らかって描かれますよね!
もしかしたら必然なのかも知れません。
このコラムの著者によれば、かたづけるというのは保守的で平凡な行為で、散らかすのは革新的かつ創造的な行為なのだそうです。
そもそもかたづけないといけないと言うのは先入観なのだそうですよ。
確かに「かたづけなさい!」とは言われても「散らかしなさい!」なんて言われないですもんね。
はじめから終わりまで目からウロコの情報でありました。
こんな記事を書かれたら私としては立場がないのですが、これを期に改めてかたづけについて見つめ直そうと思います。
「それでも私はかたづける。」
はげみになります。
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